まず一番に、原稿の作業期間を全く考えていなかったのが、最も酷い問題点でした。その結果として、全く納得のいかない出来の作品になってしまったわけです。
また、原稿を描くにあたり、十分な画力にも達していませんでした。それも作業速度を遅くする大きな要因の一つだったのだろうと思います。
次に、印刷費の元を取ろうと、無理矢理300円で配布したこと。私自身、あの内容であの値段なら買わない、と感じていたのに、欲から強行してしまいました。同人活動は儲けを考えないのが当たり前であることを失念していました。
3つめに、接客態度の問題。これはスペースの設営も少し関わってくるのですが、頒布物が他のものに埋もれていたり、スペースの最前列にいるのに携帯を弄っていたりと、思い返すと売る気があったのかという状態でした。接客態度を今一度考えなおさなければいけないと気付かされるのとともに、設営と接客はあわせて考えなければいけないのだということも学べました。
最後に、印刷部数や本の体裁にも問題点がありました。Twitterでは何度かpostしたのですが、今回は80部も刷って行きました。結果として、カラーでない表紙は目を引かず、大量の在庫を作り出してしまいました(47冊)。知り合いと交換した分も在庫とカウントすると、その数は65冊近くになります。イベントの規模が大きくなるほど、目に留まる可能性は低くなるということに気づいていませんでした。
また、前回(天狗様参)も痛感したはずの問題点、客引き用の店頭看板(色紙)の準備も改善できていませんでした。結局色紙は描けず、スケブを受け付けない時間が発生しただけになってしまいました。
他にも細かい点はいくつもありますが、ひとまず書き記しておきたいものはこのあたりです。
次回以降イベント参加時には改善できるよう、心がけていこうと思います。
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